難民探偵(西尾維新/講談社)

講談社創業100周年記念出版の書き下ろし作品とのこと。
個人的には戯言シリーズの途中で仕事が忙しくなりすぎて、読むのを断念して以来の西尾維新作品になります。

戯言シリーズしか読んでいない身としては、もう少し派手な展開や、超人が跋扈しているような話を読みたかった。しかし、普通の人しか出てこず、全体的に話が淡々と進んだので、そういう意味では期待外れではあったのかなぁと思います。
ただ非常にさっくりと読めたし、不条理なところもなかったので、軽くミステリを読みたい人には丁度良いんじゃないかと思います。
やはり戯言シリーズを読み返したり、化物語を読んだりした方がいいんだろうなぁ・・・。