量子将棋

将棋ったーにてプレイ可能となった量子将棋を何回かやってみた。

量子将棋とは、「駒が量子状態にある。すなわち、最初にあらゆる種類の駒である可能性を持っており、移動するたびにあり得ない駒が除かれ種類が定まっていく。枚数配分は先手後手それぞれ本将棋と同じ。駒を取るとその駒が王である可能性が排除される。王に確定した駒をとれば勝ち。二歩・王手放置は許可。」というルールの将棋(将棋ったーβより)

将棋が苦手な自分であったけれど、
(子供のころ祖父に歩三兵で負けた)
非常に面白い。

3回やって1回勝った(しかも相手は初プレイ)だけなので、
何とも言えないけれど、先手が大分有利な気がする。
もう少しやってみるか…

理由は下記
・七の並びにいるコマがすべて香車/飛車になりうるため、
 初手で相手の駒を取って成ることができる。
・且つ、その駒自体は取った瞬間は王以外のすべての駒の
 可能性があるため、有効な貼り駒として使える
・後手が同様のムーブを行った場合は先手はオールマイティ候補の
 駒を相手より1枚多く取り続けることができる。

多分普通の将棋よりも先手が有利なのでしょう。

心がけなければいけないことは多分下記。
むろん相手の王を詰ませるためには通常の将棋としての
強さも必要…


・横、もしくは後ろに動けるコマは「飛車」「金」「王」しか
 いないため、これらの移動は極力避けるべき。
 理由:20枚中の4枚しかこの移動ができず、
且つ4枚目でこの移動をしたら、
   王の可能性がある駒がその4枚のみになってしまうため


・序盤に取った相手の駒は様々な可能性があるため、早く打って
 相手の飛車/角/金として動かすのが有効っぽい。
 この行動を取ることにより、下記メリットが見える
 理由:・相手の駒から飛車/角の可能性を取り除くことができる
    ・相手の駒から金の可能性を減らすことにより、
     相手は横への移動を更にやりにくくなる


・自分の大駒の位置は早目に確定させた方が良いかもしれない
 理由:相手に取られた駒に大駒としての動きをされるのはつらい


・歩金銀桂については確定を避けることが必要。
 理由:王の可能性を分散させることが負けないためには大事