La Bible NINTENDO
ファミコン、NES（アメリカ、ヨーロッパ）のソフトをまとめ、紹介している本。
情報量は圧巻で１８００本以上が紹介されています。
フランス語が読めないので、中の紹介記事がどの程度深いものかは
分かりませんが、資料的な価値は十二分にあると思います。
国内の市販品のリストであれば、ファミコンプリートという優れた書籍が国内にも存在しているのですが、NESまで網羅しているところに、本書の価値はあると思います。
欠点としては、国内と国外でタイトルが異なっているゲームの
扱いがまちまち（に見える）ところです。
怒とIkari Warriorsの項目が違うのに、
Banana Princeとバナナ王子の大冒険が同一項目だったりするのは
個人的にhあまりよく理解ができないところではあります。
超人ウルトラベースボールとBaseball Simulator 1.000みたいに
選手名が違うとかであればまだ分かるのですが、純粋なタイトル違い
（だと思われる）作品も項目が分かれてしまっているのが一寸残念ではあります。
あとは中国の海賊版（？）と思われるゲームがちょこちょこと入っているのも一寸気になるところではあります。
まあそれでもこれ以上にまとまっている資料はおそらくないので、NESソフトを探す基準にはなると思います。
あと出色なのは非売品の紹介。
国内で存在が確認されている非売品はほぼ全部載ってるんじゃないかというくらい、網羅性が高いです。
写真がある名門第三野球部ゴールドやファミリーボクシングゴールド、World Championships 1990の項目がないのはなんでかは良く分からないですが・・・（真偽が確認できてないから載ってないのかな？）
まあとにかく凄い本だと思います。これが３０ユーロで買えるのはすごく安いと思うので、ファミコンをそれなりに集めている人は買った方が良いと思います。
