ロッカク1(見ル野栄司/アスキー・メディアワークス)

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電撃ジャパンコミックス創刊第一弾。
「シブすぎ技術に男泣き!」で知名度が上がった見ル野栄司の新作。
「シブすぎ技術に男泣き!」が出るまでは
「なんか良く分からないけどシュールな漫画を描く人だなぁ」
位の感想しかもっていなかったのですが、
たまたま手に取った「シブすぎ技術に男泣き!」が、技術者エッセイ漫画という
なかなか私のツボを突く作品だったので思わず購入。
そしてその作品もエッセイ漫画としては十二分に面白い作品で、
非常に楽しむことができました。


で、そんなこんなで本作です。
本作も技術者を主人公とした漫画なのですが、エッセイではありません。

主人公の月光トモオ(18)は高校卒業後、ニートをやっていたが、
たまたまフラッと見に来た技能五輪
そこで出会った立花メカニカルの超凄腕の技術者である
鉄流太の技術に惚れ、立花メカニカルに入社。
そして技術力のない月光が色々な壁にぶつかりながら成長していくという形の
まっとうなタイプの熱血漫画に仕上がっていました。
私は工業系の技術者ではないので、この話にどのくらいの
リアリティがあるのかは分かりませんが、月光の成長したいという思い、
そして立花メカニカルの方々の熱い思いには心を打たれました。
まだまだ本作は続きそうですので、今後の展開に期待したいと思います。