カイジを読んだよ

とはいっても
「賭博黙示録」はリアルタイムで雑誌で
「賭博破戒録」は以前単行本で読んでいたので
「賭博堕天録」「和也編」の単行本化されている部分だけを読んでみた。
きっかけは、複数の人間から「和也編の引き延ばしがヒドイ」
カイジが前に立っていない話が長すぎる」と言われてちょっと気になったから。

「賭博堕天録」は引き延ばしもそれほど激しくなく、
また、ちょうどよいテンションで読めたので、非常に良かったと思う。
17歩はルールも秀逸だし、村岡の小物っぷりも味があってよい。
個人的にはカイジのここまでの勝負の中で、2番目に面白かったかも。
(一番はやはり限定ジャンケン)

決着のところが銀と金の西条とのポーカー勝負みたいなものだったのが
一寸引っかかったけれど、そこ以外は言うことなし!

「和也編」の勝負は、確かに長いけど、単行本で一気に読んでしまうと
それほど引き延ばしは激しくないと思う。
ただやはり、単純すぎる上に心情がイマイチ見えてこない
(4巻までの感想です)ので、盛り上がりに欠けるのは確かにあると思う。
どうせなら何戦目で落ちるかを和也とカイジとの間ではってればよかったのに…