二日酔(モノクロ・ワークス)

C80入手同人誌紹介。飽きるまで続くよ。
文章:橘ぱん イラスト:すめらぎ琥珀毛玉伍長、黒鷲
http://mono-kuro.net/portfolio/hutukayoi/

(リンク先コピー)
「「酔っている女の子は可愛いと思う。」
日本酒が好きな作家による、日本酒が好きな女の子の本!
これを読めばあなたも日本酒の魅力の虜になるはず!」

こんな表紙でありながら、中は日本酒銘柄紹介本。
特別純米 白鴻(広島)
特別吟醸無濾過生酒 鳳凰美田 千本錦(栃木)
純米吟醸無濾過生原酒 Ice Breaker(京都)
純米吟醸 磯自慢(静岡)
特別純米 龍力(兵庫)
純米吟醸 吾妻嶺 美山錦(岩手)
の6銘柄のスペック、来歴、合わせるのに適している肴を
紹介している本でした。
リンク先のページにあるように、見開きのうち1ページにスペック紹介、
もう一ページにイメージキャラが書かれているというなんとも
食い合わせの微妙な本でした。

しかし、自分の無知っぷりが怖い。Ice Breakerなんて名前の日本酒は聞いたことがなかった。
これは是非に飲んでみたいもんです。
他の酒も写真と肴とを合わせてみると、すぐにでもお酒が飲みたくなる素敵な本だと思います。
これらの酒を置いてある店の紹介もあるのは非常に助かります。
日本酒って結構店によって置いてある銘柄が違うので、白鴻が飲みたくなったからといって、
その辺の店に行っても白鴻がないなんてことはざらに起こります。
(というかないのが普通)
なので、置いてある店まで紹介しているのは非常に好感が持てます。
しかしながら、この形(http://mono-kuro.net/portfolio/hutukayoi/img/002_th.jpg)だと、
その辺のお店にいって、これを見ながら
「白鴻にしようかなぁ、それとも龍力の方がこの肴にあうかなぁ」
なんて悩めないのがちょっと残念なところではあります。
でもまぁ、「日本酒は種類が多くて何飲めばいいかわからん」みたいな
考えの人も結構いるので、イラストを入口にして日本酒への理解を深めるには良い一冊なんじゃないかと思います。
紹介されている店も池袋や御徒町と近場なので、是非近いうち行って、アイスブレイカーとか飲んでみたいものです。